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岡本工作機械、大規模個展に1500名

周辺機器とのコラボ効果発現

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 岡本工作機械製作所(石井常路社長)は7月9日と10日、群馬県安中市の同社安中工場に主力研削盤を揃え、プライベートショー「OKAMOTO OPEN HOUSE 2015」を開催した。同社個展として過去最高にあたる約1500名の来場者を記録した。
 会社設立80周年の記念事業と位置づけ、個展は「研削革命」のテーマのもと規模も内容も充実させた。最新の複合研削、高能率研削、機上測定、研削の自動化等を様々アピールした。
 特に圧巻だったのが「生産性10倍増」の説明も飛び交っていた門形平面研削盤による超高能率研削の実演。焼入れした炭素鋼(S55C)に対し、幅100mmの大型砥石が100ミクロンと深々切れ込み、切粉を出し続けて研削仕上げする様が、来場者を唸らせた(=写真)。「通常だと切り込み量は5ミクロン程度。頑張っても20~50ミクロンが限界というなかで倍以上に切れ込み、しかも幅広の砥石で仕上げる為、生産性は10倍以上になると言っていい」(説明員)わけだ。
 この高効率加工は3つの要因が成したものと同社の渡邊哲行取締役営業本部長。「中型機(実演加工機は工作物最大通過幅で1050mm)の平面研削盤として他社に無い門形構造により高剛性を実現した点が一つ。それと独特の精密砥粒を用いた砥石(3M社製)と、ナノバブルを活用した切削液吐出機能(ビック工業社製)の効果が、平研の可能性を飛躍させた」とする。
 この3つの効果が相乗し、内面研削盤においても「切り込み毎分3mm」など抜群の能率を実現していた。
 精密分野の高効率加工や机上計測に絡んだ提案も数多く見られた。また静圧案内構造の門形研削盤で世界最大級という自社設備機も公開。80周年を記念した「入札会」などでも盛り上がった。