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淀川製鋼所、防災倉庫 自治体中心に人気

震度6弱で自動解錠

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 淀川製鋼所(大阪市中央区)の防災倉庫が自治体を中心に実績を伸ばしている。とくに提案を強化しているのが「ヨド蔵MD」にオプションとして取り付けられる地震解錠装置。震度6弱程度の大きな地震が発生したとき、自動的にロックが外れるのが特長だ。
 倉庫内に設置したセンサードライブと呼ばれる振り子装置が、地震の揺れでワイヤーを引き込み解錠する仕組み。電気や電池がいらない機械式のため、「災害時に鍵がなくなったり、管理者が不在したりといった心配がない」(大阪統括営業所の渡部剛大副所長)。
 災害発生時の指定避難場所に、医療品などの備蓄物資を保管する倉庫が全国的に増えているものの、通常は防犯のために施錠されていることが多いという。「災害が起こったとき、迅速な救助活動につなげたいとの思いで開発した」と話していた。
 倉庫本体のヨド蔵MDはウレタンフォームを充填したサンドイッチパネルが断熱性を高めており、食料や水も備蓄できる。ラインナップは、設置スペースと保管内容に合わせて23種類。積雪・豪雪型も用意している。