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大日本印刷、異種接合に使えるフィルム

メーカー名商品名
大日本印刷DNP熱溶着フィルム

樹脂、金属、CFRP対応

 大日本印刷(東京都新宿区)は、金属とプラスチップなどの異なる素材を接着できるフィルムを開発した。シート状のため、液体接着材と比べて均一な厚さでつなげられるほか、接着剤のはみ出しやベタつきがなく、仮止めや貼り直しができる。
 オレフィン系樹脂と金属の接着に最適という「DNP熱溶着フィルム」は、加熱圧着で接着するタイプ。熱で溶着する樹脂をフィルム状にしたもので、通常温度では固形化している。はみ出しによるベタつきを防ぎ、残留溶剤やガスの発生も抑制する。
 電子機器や事務機器などに広く使用されているオレフィン樹脂に適しており、同社が製造しているリチウムイオン電池のバッテリーパウチで使用実績がある。
 耐熱性に優れている「DNP粘接着フィルム」は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)と金属の接着向けに開発。コンクリート、ガラス、セラミックなど、さまざまな素材に使用できる。温度変化が激しい環境でも性能の劣化が少なく、接着強度が非常に高いのが特長だ。
 熱で接着するタイプのほか、熱に弱い素材向けに紫外線などの光で硬化するタイプを用意している。同社は、今回開発したフィルムを、電子機器、事務機器、産業機器メーカーなどを中心に販売し、2018年に50億円の売上げを目指す。