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三菱電機、暑がり・寒がりを同時に快適にするエアコン

5年分のエネ効率改善を1年で

mitubishieakon 三菱電機は8月25日、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、独立制御する2つのプロペラファンを搭載した「FZシリーズ」(4〜9kWの6機種)を10月下旬から順次発売すると発表した。ルームエアコン室内機用としては筒状のラインフローファンが一般的で、左右独立駆動のプロペラファンの採用は世界初という。
 2つのファンによりたとえば暖房時に温度の感じ方が異なる2人に対しそれぞれに適した温度空間(床温度で最大3℃の差)をつくれる。そのために赤外線センサーの解像度を従来から4倍にアップ。個人の手先・足先などの細部の温度変化を測り、「室温の感じ方の違いを判断して、同時に快適にする」と言う。
 小型DCモーターを用いた新型ファンにより従来ラインフローファン搭載機に比べ消費電力を31%削減(風量毎分18立方m時)。加えて室内機構造を見直し熱交換器の搭載量を22%増やしたことでAPF(通年エネルギー効率)を昨年モデルより13.3%改善し、「消費電力の改善幅は年々小さくなっていたが、5年分のAPF改善効果(同社製品の5年間での改善効果は13.2%)を1年間で実現した」(同社静岡製作所の松本匡所長)とアピールする。
 想定価格は32万8000円〜45万8000円で月産1千台の計画。このシリーズと同様の機能をもち、部屋のインテリアにより調和する「FLシリーズ」は来春の発売を予定している。