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コロナ、ハイブリッド冷温水システム来年1月に

地中熱と空気熱利用、冷房運転も

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 コロナ(内田力社長)は、地中熱と空気熱を利用するハイブリッド冷温水システム「GeoSIS HYBRID(ジオシスハイブリッド)」の新製品を来年1月上旬に発売すると発表した。
 外気温に応じて地中熱と空気熱のエネルギーを常に効率よく利用するシステム。これまでの暖房運転に加え冷房運転も可能にしたことがポイントで、業界初の商品になるという。暑い時と寒い時は安定した地中の温度(約5~15度相当)を利用し空気熱ヒートポンプでアシストする。外気温が適温で安定している場合は、効率の良い空気熱ヒートポンプをメインに稼動し、地中熱ヒートポンプでアシストする仕組みだ。
 地中熱の利用は、再生可能エネルギーとして有望視されつつも、地中掘削費用がネックで普及が遅れていた。これに対し同社は、掘削費用を大幅低減できる技術を確立し、利用促進という点で注目されてきた。同社ではこの技術について「8㌔ワットの暖房出力、7.5キロワット冷房出力を得るために必要な掘削深さが従来の半分の50mで済み、導入しやすくなる。さらに独自の新工法(パイルファイブシステム)との組み合わせで掘削費用は4分の1に低減できる」としている。
 新商品は冷房運転と暖房運転を切り替えることで一年を通じて使用でき、1セットで全館冷暖房も可能。冷暖房端末として冷温水輻射パネルと壁掛け冷温水ファンコイルユニットに対応するほか、暖房端末としてパネルコンベクター、ラジエーター、床暖房、温水ルームヒーター、ローフォヒーティングシステムに対応する。
 2機種を発売する。希望小売価格(税別)は、外気温2度時に60畳まで対応できる機種(HYS-AG08WX)が76万円、同80畳対応機種(同AG11WX)が90万円。