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セールス・オンデマンド、自動掃除機ルンバ「史上最強モデル」

10月10日発売、最大112畳の稼動

runba 米国アイロボット社の日本総代理店、セールス・オンデマンド(東京都新宿区)は9月29日、都内で自動掃除ロボットの新モデル「ルンバ980」の新製品発表会を開いた。「米国に続き世界で2番目に日本で発売する。ルンバ史上最強の製品になる」(室崎肇社長)とした。発売日は10月10日。
 掃除ロボットのパイオニア的存在で、日本では「推定シェア74%」(同社)という「ルンバ」の機能・性能を大幅に高めた。特にナビゲーション機能をアイロボット社の独自技術を加えてブラッシュアップしたことがポイントだ。
 来日し自ら商品説明を行ったア社のCEOコリン・アングル氏は「ルンバ最大の革新技術」とし、ルンバが自らの位置とフロア全体の状況を、家具など物体位置も含めて極めて正確に認識できるようになったと伝え、この能力を使った自動清掃の効果を話した。
 自己位置の推定(ローカリゼーション)と、ナビゲーションの両面で精度を高めた結果、「家具の下や散らかった場所も途切れることなくナビゲーションを続行しながら清掃を行える。吸引力のコントロールが必要な場所を自己判断し、フロア全体をすみずみ清掃する。最大2時間の連続清掃後も、自動でホームベースに戻り、充電完了後に清掃再開する」(セ社)という。操作は始動指示のボタンを押すだけでいい。
 ナビゲーション等の機能向上は副産物も生み、新製品は最大112畳(185平方㍍)の稼動を可能にした。このため「SOHOなど小規模オフィスの清掃ニーズにも対応できる」(セ社)。
 セ社の調査によると、日本の全世帯数を5000万世帯と捉えた場合、ルンバの認知率は4600万世帯強にあたる93%に達するが、購入意向を持つ世帯は30%・約1500万世帯だと見ている。セ社の池田明広取締役第一事業本部長はこの1500万世帯がターゲットとし、「本当に家中を掃除できるのか、使い方が難しくないか、本当に綺麗になるか。この3つのユーザーサイドの疑問を超える今回の技術を伝えることで普及を加速させたい。また小規模オフィスにも好適で、過去のルンバと比べてより大きなポテンシャルがある」旨、話していた。
 従来のスタンダード「600シリーズ」とハイエンド「800シリーズ」に、新しくフラグシップ「900シリーズ」が加わった形。ルンバ980は税別価格12万5000円。スタンダードタイプの倍以上になるが、ア社のコリンCEOは「他の掃除機と比較すると高価だが、パフォーマンスが高く、バリューからみれば適正価格」とした。ルンバ980は専用のアプリを使った操作もでき(Android及びiOSデバイスで利用可)、コリンCEOは、ルンバをべースとする家電ネットワークに絡み、将来、新たなサービスを提供できそうだとも話していた。