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クリナップ、新宿展示場を8年ぶり刷新

1.5倍のスペースに実物・映像を融合

kuri クリナップは首都圏の旗艦展示場である新宿ショールーム(東京・西新宿)を8年ぶりに全面改装し、「クリナップ・キッチンタウン・東京」として10月3日にオープンした。これまでの新宿三井ビルディング2号館の1階スペースに加え、新たに同ビル6階に会議室や展示スペースを増床。総面積は約850平方mと1.5倍に拡大した。
 展示場内の各ブースを楕円の通路で結び、通路を1周することで全体が理解できる構成だ。入口付近にはシンクやレンジフードの清掃性や収納力をプロジェクション・マッピング(立体物への投影)で紹介する。また、実物大投影により180~270cmまでの間口とシンク・コンロの位置をボタン1つで自在に移動できる業界初の「キッチン・シミュレーター」も用意。随所で実物と映像を融合させたのが特長だ。キッチン22セット、バスルーム5セット、洗面化粧台9セットを展示し、料理実演ができるキッチンスタジオにはこれまで1台だったキッチンセットを3台に増やし、毎月20回以上の食と暮らしのイベントを催すという。

66周年の総仕上げ
 今月5日に創業66周年を迎えた同社は、主力システムキッチン「クリンレディ」に傾斜と水路をつけた「流レールシンク」を標準搭載(今年5月受注開始、2015年度グッドデザイン・ベスト100に選出)、今冬公開予定の映画「はなちゃんのみそ汁」への協賛と、食文化を高める取り組みを強化してきた。高橋健人・新宿ショールーム所長は「今回のリニューアルは66周年を締めくくる総仕上げになる。新しい暮らし、夢、希望に共感して提案させていただく『共感型ショールーム』にしたい」と、従来の役割である商品・機能紹介に加え、暮らし方・生活の価値を体感できる場を打ち出す。
 「キッチンタウン」と呼ぶ展示場は3年前に大阪・梅田に開設したものがあるが、大阪は「住空間」に、東京は「食・住空間」に特に力を入れる方針。「他のショールームに先駆けて先進的な試みを採り入れて実践していく」(高橋所長)とし、名古屋、福岡などへの展開も視野に入れているという。