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オークマ、新世代5軸制御立形マシニングセンタ

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オークマ5軸制御立形マシニングセンタ「UNIVERSAL CENTER MU-4000V」

主軸能力2倍、旋削機能も新開発

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 オークマ(花木義麿社長)はテーブルサイズφ400mmの5軸制御立形マシニングセンタ「UNIVERSAL CENTER MU-4000V」、工程集約を可能にする旋削機能付きの「同MU-4000V-L」(=写真)を開発した。発売は11月からの予定。
 最高回転速度が毎分1200回転の旋削機能を備えたMU-4000V-Lを新開発。加工物に応じてテーブルを0度、90度に傾斜でき、立形と横形を自在に使い分けて加工できる。高精度な同時制御技術により、ギヤ加工、研削といった専用機工程まで対応し、カムとギヤの一体化部品など複雑で高精度な部品の生産性を革新する。
 幾何誤差を計測・補正できるファイブチューニングとサーモフレンドリーコンセプトの融合により高精度な5軸加工を実現し、長時間加工における加工面段差を最小にすることが可能。高剛性トラニオンテーブルはB軸にはローラギヤカム駆動、C軸にはダイレクトドライブモータ駆動を採用し、バックラッシの無いスムーズな動作を可能にする。
 最大主軸能力は従来比2倍の22kW、最大回転速度は同87.5%アップの毎分1万5000回転と加工能力も大幅に向上し、重切削や難削材加工など多様な加工を高能率化する。機械構造においても5軸加工での使いやすさを追求しており、テーブルを傾斜させた状態でもワークの先端まで刃先が届く十分な加工エリアを確保したほか、工具交換時も都度テーブルを水平に割出す動作が不要で、多面加工での精度向上や加工時間短縮が可能になる。
 APCやロボット仕様は機械右側面へワーク搬送する構造となっており、自動化対応時でもテーブル前面へのアクセス・作業性が良好。加工・工具・段取り情報やシミュレーションなど5軸加工に必要な情報をひと揃えにした新世代知能化CNC「OSP suite」も搭載した。