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ソディック、自動車関連市場狙い新型機

メーカー名商品名
ソディック射出成形機「TR350EH3」「TR450EH3」

高スペック、射出速は業界トップクラス

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 ソディック(金子雄二社長)は、射出成形機の新製品として中型・高付加価値の「TR350EH3」と「TR450EH3」を開発、この10月から販売活動を始めている。このほど開催の「2015名古屋プラスチック工業展」(10月7日~)、「メカトロテックジャパン2015」(10月21日~)で連続披露、自動車業界などのモノづくり現場の担当者らから大きな反響が得られたという。
 新機種は、車載用の大型レンズや自動車機構部品が主なターゲット。「複雑な意匠形状で肉厚深物の中型成形品において高い歩留まりを実現する」(同社)がキーポイントで、深物形状が多く複雑なアンダーカット処理を必要とする難易度の高い自動車部品の成形に適したスペック機に仕上げている。
 同社の射出成形機はもともと、可塑化工程と射出工程を分業化し安定した計量・射出を実現する独自の「V−LINE方式」と、「電動ハイブリッド直圧型締装置」、「リニアサーボ駆動射出」で差別化をはかり、小~中型クラスで実績を上げてきた。
 新機種もこの構造を継続。さらにアップモデル化を図り、厚肉深物成形への対応性能を引き上げた。理論射出容量1000cc超(従来同クラス機の最大プランジャ径仕様比160%以上)の仕様を新規開発し、射出率や最大射出圧力も従来同クラス最大レベルに上げ、充填能力を高めた。射出速度は標準で業界最速レベル(最大毎分200mm)に達する。またリニアクランプシステム、省エネ稼動、金型保護設定自動算出機能などからなるトータルサーボドライブシステムを搭載。15インチ操作パネルや成形ナビで操作性も良くした。
 販売価格は「TR350EH3」が2375万円から。「TR450EH3」は2540万円から。あわせて年20台の生産計画。