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オークマ、大物加工の生産を革新

メーカー名商品名
オークマ「V760X」「2SP-V760EX」

クラス最大の面積生産性

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 オークマ(花木義麿社長)は、省スペースでクラス最大級の加工領域を持つ高精度・高剛性立形旋盤「V760X」と、2主軸タイプの「2SP-V760EX」を開発、10月から発売した。V760Xは(1)面積生産性30%向上、(2)ミーリング加工能力の向上、(3)安定した高精度加工―を目標とし、トータルで2倍の生産性向上を目指して開発した。同社では「航空機、エネルギー、大型自動車、輸送機械などの大物部品加工の生産性を革新できる」とする。販売計画台数は国内外合わせて半期で60台。
 V760Xの最大加工径はクラス最大のφ760mmで従来比25%向上。なおかつ据付スペースは幅1842×奥行3115mmと同9%縮小しており、面積生産性の37%向上を実現した。ミーリング加工能力についてもモータ出力を従来比2倍(7.5/4.3kW)に強化したほか、主軸トルクは同12%、切削能力は同25%向上。ミーリング工具取付可能本数は2倍の12本に拡大した。
 熱変異を制御するサーモフレンドリーコンセプトやコラム固定の高剛性構造などの採用により安定した高い加工精度も実現。室温変化8℃の場合の寸法変化はφ8μm以下で、従来比56%向上。高精度な円筒度を実現する。
 2主軸タイプの2SP-V760EXでは、1工程・2工程のレイアウトをフレキシブルに構成できる標準のR機と左右反転構造のL機を一体化し、1つの制御装置で動かすことが可能。連続加工によるリードタイム短縮と工場スペースの有効活用を実現する。表示本体価格はV760Xが2290万円、2SP-V760EXが3940万円。