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ダイヘン、屋外に強いセルフシールド搭載

メーカー名商品名
ダイヘンCO2/MAG溶接機「Welbee Inverter M500GS」

1台4役の多機能溶接機

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 ダイヘン(大阪市淀川区)は10月13日、セルフシールドモード搭載のCO2/MAG溶接機「Welbee Inverter M500GS」を発売した。直流ガウジングや直流手溶接にも対応できる多機能機として、土木・建築・鉄骨業界を中心に提案する。
 セルフシールドは、溶接ワイヤに含まれるフラックスを気化させることで大気から保護する溶接工法。耐風性能に優れ、屋外作業でもピットやブローホールなどの溶接欠陥が起こりにくいのが特長だ。アークが乱れてスパッタの発生量も多い溶融亜鉛めっきや、「穴があきやすい」(溶接機事業部)Zn-Al-Mgめっき材でも良好なビード外観が得られるという。
 デジタルターボスタートとワイヤ先端形状を最適化するエンドパルス機能も搭載。アークスタート性の悪化原因となるスラグの付着を抑えた。新機種に合わせて開発したセルフシールド専用トーチは、ハンドル表面の温度上昇を低減(従来機比43%減)することで、連続溶接と作業効率アップを可能にした。
 溶接品位に加えて、コスト面でも優位性をアピールする考えで、「セルフシールド溶接はワイヤ費が高いものの、交流手溶接と比較して作業効率が約2倍上がっているため、トータルの溶接コストを32%低減できる」としている。
 セルフシールド仕様一式のメーカー希望価格は134万6600円。生産計画として年間300台を予定している。なお、直流ガウジングや直流手溶接に使用する場合には、ホルダやトーチなどを別途用意する必要がある。