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JAPAN PACKに12万人

「柔らかい」ロボット、映像検索装置も

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 30回目の節目を迎え、10月16日までの4日間、東京ビッグサイトで開かれた包装機械展「JAPAN PACK」(日本包装機械工業会主催)に前回(2013年)より2割以上多い11万9317人が訪れた。出展社数も415社と3割弱増え、会場は東棟の5ホール分から6ホール分に拡大。主催者は来場10万人を目指していた。
 他の多くの産業見本市で見られるようにロボットの出品が目立った。オークラ輸送機は可搬質量を160キロと従来より20キロ高めた自社製ロボットパレタイザ「Ai1800」をライン上に配置。重量物を毎時1720サイクルこなすが、アピールポイントはむしろ「優しさ」だ。「搬送物をダメージレスで移載する柔らかいハンドは業界初」とし、出展された製品・技術を表彰する「JAPAN PACK AWARDS」の努力賞を受けた。
 川重商事は今夏発売した人と協調できる双腕ロボット(可搬質量は片腕で2キロ)を出品。「スカラロボットを組み合わせた双腕は他社の垂直多関節ロボットの半額以下で導入できる」と話す。ファナックはアーム部を柔らかい素材で被った緑色の協調型ロボットを来場者に触れてもらい安全作業性を強調していた。
 一風変わった展示も。ダイフクはピッキング作業のようすを後から確認できる映像検索システムを初披露した。作業者1人に対し1個のHDカメラで記録した高品質な映像を簡単に検索する。「たとえば『箱の中の玉子が割れていた』という客のクレームに対し、『玉子』『作業者名』『日付』などのキーワードで作業を一発検索でき、問題の作業が実際にどのように行われていたのかを確認できる」と言う。