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愛知産業、独製 金属3Dプリンター販売

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愛知産業SLM社製「金属積層造形装置」
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 愛知産業(井上博貴社長)は今年4月、造形装置開発・製造のドイツ・SLMソリューションズ社と日本国内における総代理店契約を交わし、SLM社製「金属積層造形装置」の販売活動を始めた。
 ラボ試験用、マニュアル・セミオート用と最上位のフルオート生産用の3機種で構成、最終価格は写真のマニュアル・セミオート用で1億2000~1億4000万円前後(オプション等によって異なる)。ハイエンド・産業用として愛知産業では初年度10億円の販売を見込んでいる。
  SLM社は樹脂造形装置で50年を超す実績があり、金属の積層造形装置についても1970年から製品化していた。07年に投入した最新モデル機は欧米ですでに約170台の販売実績がある。愛知産業は先の総代理店契約に関し「SLMソリューションズ社は技術的優位性から欧州において急成長している会社。アジアでの販売を狙うなか、当社との総代理店契約に至った」としている。  愛知産業は今年4月23日から東京で開催した「2014国際ウエルディングショー」に出展し同装置のパネルを展示、その後、本格的な販売活動に入った。6月25日からの「機械要素技術展」(東京ビッグサイト)で国内初公開する。また販売にあたっては、機械の販売やサポートのみならず、金属造形に必要な「溶融凝固プロセス」など溶接関連のサポートも行うという。
 装置は、量産に対応するためレーザを最大4台使った同時積層ができる。パウダーコートを往復の必要をなくしてスムーズに積層することで加工時間の20%以上の削減も可能にした。またパラメーター設定を自由に変更可能で、ユーザーオリジナル成分による粉末を使った積層もできる。