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パーパス、電力事業参入業者ら支援

クラウド型 電力顧客管理システム、受注開始

 パーパス(髙木裕三社長)は、今年11月から、新たに電力顧客管理システム「クラウドAZタワーfor電力」の受注活動をスタートした。
 これは、30年以上の実績があるガス事業者向け販売管理システムと、「クラウドAZタワー」として2009年から展開しているLPG及び都市ガス事業者向けクラウドサービスを応用したシステム。ガス事業者のみならず、広く電力小売事業参入事業者(参入希望事業者)を対象に提案営業を進める。
 「クラウドAZタワーfor電力」は、電力顧客管理システムと、エンドユーザーが電力使用量、請求書などを閲覧できるWebポータルサイト、営業モバイルパーツをメインで構成。広域機関にも連動する「顧客契約スイッチング」、送配電事業者と需要家間で不可欠な「需要家料金計算」まで対応する。
 営業支援面では、スイッチング申し込み・料金メニュー提案・営業モバイルツールをカバー。請求や回収に関しては料金計算・Web請求・クレジット決済・コンビニ収納・督促など。需要家サービスとしてはコールセンター対応・ポイントサービス・ポータルサイト提供まで網羅して対応可能にしている。
 さらに特長として、電力需要家1件からのスモールスタートが可能で、自社商材とのセット料金販売もできるようにした。またポイントサービスについては、初期コストがかからず、費用はポイント交換された分だけ発生する為「低コストでサービスを利用でき、付加価値提供による他社との差別化で新規獲得や囲い込みに有効」(同社)などとしている。
 なお、既に「クラウドAZタワー」を利用する事業者だと、データ連携がシームレスに行えるほか、初期投資などコスト面でも大きなメリットが出るという。
 このように電力事業に関し、ビジネスの立ち上げからアフターフォローの分野まで、ワンストップで同社が支援サービスを提供する。
 「クラウドAZタワーfor電力」の受注開始にあわせ、同社は10月下旬から電力小売事業参入を希望する事業者向けに無料セミナー(要事前予約)を全国で連続開催している。11月10日以降は札幌(11月11日)、名古屋(同16日)、福岡(同19日)で開催する。同社では事業目標として「3年後に300社の電力事業参入支援、電力需要家30万軒」を掲げている。