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京セラ、太陽光発電事業を強化

山口社長「減速した案件は下期に流れ出す」

 京セラはソーラーエネルギー事業を強化する。今年度上期に蓄電池2製品を市場投入したのに続き、「下期にはポータブル式の蓄電池や電気自動車と家を連携する蓄電池といった外部商材を採り入れるとともに発電効率を高めた多結晶および単結晶の太陽電池パネルも投入する」と山口悟郎社長は10月30日に都内で開いた決算説明会で明らかにした。出力抑制の問題で産業用太陽電池パネルの出荷は上期は少し鈍ったが、「先が見えてきたので、ブレーキがかかっていた案件が下期には流れ出す」(山口社長)と見る。
 同社のパネル出荷額の15%ほどにとどまっている海外向けも強化する。米国では今期から住宅用太陽電池設置容量ナンバー1の業者との取引を本格的に始め、税制優遇政策を追い風に売上を倍増させる考え。固定価格買取制度が復活したタイ向けにも力を入れ、今年度は海外向けを2割に高めるという。