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中国のNC工作機械市場、成長続くも高度化が必要

 生産の競争が激化する中、中国のNC工作機械の需要も高まり、2000年以降、年間30%以上のペースで成長を持続。この成長率は「35年は続くと予測されている」と新華社が伝えた。
 中国のNC工作機械の生産は、基本的に国内需要に対応、性能も国際先端の水準に達しつつあり、コア知的財産権を持つ企業も現れ、国際競争力、国際影響力を有する会社も現れているという。
 一方、世界の有力なNC工作機械メーカーは中国各地に販売および生産拠点を置いている。北京にあるファナックの合弁会社はこの数年、年間5万2000台のNC工作機械を生産。今後も、設備を増強し、月間2万台規模の生産能力まで高めるとともに、販売スタッフも増やす動きにあるという。
 新華社によると、ある専門家の声として、「中国にも瀋陽機床集団や大連機床集団など、世界トップ10に入る大企業もあるが、先進国の企業が社員1000人前後で運営されているのに対し、中国の2社の従業員は1万人規模であることは気がかり」とのコメントを紹介。中国企業の多くは価格の引き下げによって市場を獲得しており、付加価値、利潤の低い状況ではさらなる成長は難しく、「産業のレベルアップが必要」と指摘した。