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ヤマザキマザック、内外からの不正アクセス遮断

IoT対応通信装置を共同開発

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 ヤマザキマザック(愛知県大口町)は、サイバー攻撃からCNC工作機械や設備機器を守るIoT対応のネットワークスイッチ「MAZAK SMARTBOX」を発表した。シスコシステムズ社と共同開発した通信装置として、ヤマザキマザックの米国工場に先行導入したところ、設備稼働率が10%以上アップしたという。
 工場内のネットワーク化を図る上で、重要視されているサイバーセキュリティの問題を解決する。通信プロトコルとして、製造業向けオープン通信規格「MTConnect(MTコネクト)」を採用。工作機械と各種設備とのネットワーク通信に使うことで、内外からの不正なアクセスを遮断する。
 規格に対応したソフトウエアの使用で、接続機器の稼動状況の可視化や分析を可能にした。設備機器のメーカーやモデルの新旧を問わず、スマートボックス1台で複数の工作機械、周辺機器、センサーをつなげられる。
 先行導入した米ケンタッキー州の工場について、「設備稼働率の向上で残業・外注費削減などの効果が出ている」としたほか、設備の予防保全や予測保全に必要なデータも収集することで保守費用の削減が期待できる点もメリットに挙げた。