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東栄機工、展示即売会記録更新の賑わい

「ふれあい東栄祭」に来場700名

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 機械工具商社・東栄機工(茨城県神栖市、笠原洋社長、従業員30名)が毎年秋にグループで行う展示即売会「ふれあい東栄祭」が地元で好評だ。今年は11月6・7日に開催。踊り場で一服といった、やや弱い感じがある景気環境のなか、実績面を含め、過去最高の賑わいようだった。
 「ふれあい東栄祭」は、東栄機工を中心に、産業機械の総合リースを手掛けるリペア・カサハラ、工業用ファスナーやネジの販売・製作を行うプロスパー洸洋(こうよう)の東栄グループ3社で開く展示即売会。以前は記念企画事業として不定期で開催したが、この10年以上は毎年開き、近年はさらに規模をひと回り拡充させた内容となっている。
 今年は約50のメーカーがマシンツールや溶接システムなどを出品。過去最高だった昨年の603人の来場記録を更新し、700人を超す人出で賑わった。

■東栄流「おもてなし」
 定番イベントの人気は「顧客満足重視」の運営にある。
 グループ3社の創業者である笠原克司・東栄機工会長は「過去からずっと恩返しをテーマにしています。メーカーや卸商社に協力してもらい、ニーズとなる商品をできるだけ安く売っていますが、それだけでなく、東栄祭を通じた恩返しで、お客様とのつながりを深めていけるよう努めています。毎年秋の開催時は、ご来場いただいた皆様に『来年もどうぞよろしくお願いします』と心のうちで語りかけています」と話す。
 来場記念のドーナツを笑顔で配り、商品購入者をお楽しみ抽選会コーナーへ案内する。肩の凝らない気さくで親しみやすい雰囲気が「また行ってみよう」という気にさせる。笠原洋社長は「2カ月前から事前PRしましたが、日頃の人間関係ができているから『わかった、行くよ』と言っていただける。来場時に満足を感じていただければ、さらに次につながる。そういう人の関係性のなかで我々は商売をさせてもらっているんです」。
 同社のモットーは「便利・頼みやすい・親しみやすい」。東栄祭はこのモットーを具体化する象徴的なイベントともなっている。

■若い力も貢献
 今年の東栄祭は若い社員の力も大きかったそうだ。
 笠原洋社長は「今年は少し不安もありました」と話した。というのも、同社は若返りをはかっている最中で、新しいリーダーに権限と責任を与えている。笠原社長は次のように締め括った。
 「今回の東栄祭は当社の世代交代がスムーズに行くかどうかの一つの試金石だったと思います。で、実際はどうだったか。正直、イベントを進める中でうまくやってくれるかどうか心配な面もあったのですが、最後のほうで大いに力を発揮してくれた。東栄祭をお客様の為に、そして東栄グループの為にどう機能させるかもいろいろ考えて取り組んでくれたと思います」。
 「社員たちは、東栄祭を終えた直後から次なる目標に向かって活発に動いています。やり遂げた自信が個人の、そして企業のバネになればと思います」。