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新日本工機が横型5軸プロファイラ

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新日本工機横型5軸プロファイラ「GHP−200B」

航空機用アルミ加工、生産性4倍に

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 新日本工機(山口元造社長)は、横型5軸プロファイラ「GHP-200B」を新たに開発し、受注活動を開始した。航空機用の大物アルミ加工に狙いを定め、横型プロファイラでは業界初となるシンバルタイプの旋回軸構造(A/B軸)を採用し俊敏性を高めた結果、「生産性は従来の4倍に向上する」(同社)という。
 採用したシンバル構造は、工具姿勢変化がわずかな旋回で済み、素早く工具の姿勢を整えられる点で一般的なA/C軸タイプに対し優位性を持つ。この利点を活かすとともに、送り速度(XYZ)を最大毎分60㍍、加減速を1Gにした高速・高加速度仕様で切粉の最大排出量を毎分1万CC以上に増やした。これらが生産性4倍増(加工時間4分の1)実現の背景になる。
 他方、同機採用のA/B軸の旋回角度は、プラスマイナス40度にとどまり、そのままだと側面加工に弱点を残す。このため標準でサーボモータ制御のC軸機能とアングルヘッドを組み合わせ、課題を克服した。
 このほかY軸にラムサドル水平補正技術を組込み、Z軸の突き出しに応じてリアルタイムに姿勢制御を行うなど、精度向上をはかっている。
 テーブルサイズで2×4m、2×5m、2×6mの3機種を揃える。許容ワーク重量は4トン。同社では、アルミ加工で飛躍的な生産性を実現する同機をハイエンド機種に位置づけ、「今後はこの高水準な技術を他の標準機にも波及させ、シリーズ化を展開する」考え。