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DMG森精機、大型精密CNC旋盤を販売

メーカー名商品名
DMG森精機CNC旋盤NLX6000シリーズ「NLX6000―2000」

航空・エネ分野の大径・長尺ワークに

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 DMG森精機(森雅彦社長)は12月より、高剛性・高精度CNC旋盤NLX6000シリーズの心間2000タイプの「NLX6000―2000」の販売を始めた。
 最大加工径φ920mm、最大加工長さ2000mmで、「航空機部品やエネルギー、建設機械、船舶等での大径・シャフトワーク加工に最適な大型精密CNCターニングセンタ」(同社)で、高剛性なベッドや徹底した熱変位制御など難削材の重切削加工に対応した機能や装備を搭載している。月4台の生産を予定。価格は、4350万円。
 多種多様なワークに対応する主軸貫通穴径Bタイプ(φ185mm)・Cタイプ(φ285mm)・Dタイプ(φ375mm)の3種類の主軸タイプに、それぞれ2軸旋削仕様、MC仕様、Y仕様があり、合計9バリエーションを揃えた。
 機械構造では、X・Y・Z軸にすべり案内を採用し、振動減衰性と動剛性の向上を実現。X軸にはφ50mmの大径ボールねじを採用し、送り剛性を高めている。
 最大工具取付け本数12本の刃物台には、モータを刃物台内部に組み込んだBMT(ビルトインモータ・タレット)を採用したことで、発熱や振動を最小限に抑制し、ミーリングの加工精度を向上。熱変位制御も、主軸用モータやビルトインモータの周囲にオイルジャケット冷却を設け、温度上昇を抑制。主軸台やZ軸ボールナット周辺の発熱源も冷却システムを設け、長時間でも安定した高精度加工を実現する。
 また、作業効率の向上やメンテナンスのしやすさなどにも配慮。新搭載の振れ止めクイックチェンジシステム(オプション)により、「従来は約8時間かかっていた交換作業を約0.5時間で実現するなど、段取り作業時間を大幅に短縮した」(同社)としている。