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三菱電機、ファイバーレーザー加工機を自社展で披露

高加速ジャンプ形彫放電、ファイバーレーザーは10機種へ

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 三菱電機はこのほど発売した世界市場向けハイグレードの形彫放電加工機やラインナップ拡大中のファイバーレーザー加工機を12月に名古屋、兵庫・尼崎、さいたまの3会場で開いたプラベートショーで披露した。3会場それぞれに機械ユーザーら約5百人が来場する盛況だった。
 開設10周年を迎えた同社の東日本メカトロソリューションセンター(12月10・11日、さいまた市)には488人が来場。放電・レーザー加工機あわせて40台受注と目標の1.6倍を記録した。展示した±3ミクロンのピッチ加工精度を保証する小型の形彫放電加工機「EA8PS」(10月発売)は、高速ジャンプ加工の実演で見せた。同機のジャンプ制御は、毎分25mの高速移動を従来の2倍の1.6Gの高加速度で実現。「搭載する電極消耗を抑えながら高速放電加工する電源制御IDPMの効果を合わせると加工速度は最大40%増す」と言う。このIDPMは従来のグラファイト系電極だけでなく銅電極にも用途を広げた(11月に発売した中型のEA12PSも同様の性能をもつ)。
 一方のファイバー二次元レーザー加工機は、1月29日に発売する6機種(6キロワット4機種、4キロワット1機種、2キロワット1機種)を合わせ計10機種でシリーズ展開する。会場では4キロワット機で6ミリ厚の軟鋼を素早くきれいにカットして見せた。また、レンズの組み合わせによる光学制御で2キロワット機でも軟鋼が25ミリ厚まで切断できることをアピールした。「従来のファイバーレーザーでは2.5キロワット機で19ミリ厚まで、CO2の2キロワット機は16ミリ厚までしかカットできなかった」と言う。ファイバーレーザー6キロワット機にはビームを最適制御し異なる材質・板厚の連続加工を支援する加工ヘッド「ズームヘッド」を標準搭載する。