News

ソディック、ワイヤ放電に新シリーズ

メーカー名商品名
ソディックワイヤ放電加工機「ALシリーズ」

最新制御標準搭載、4軸に自社製リニア

6444

 ソディック(金子雄二社長)はワイヤ放電加工機の新製品として「ALシリーズ」を発売すると発表した。この2月5日から大阪府吹田市の同社西日本支店で開催したプライベートショーで公開、同18・19日には横浜市都筑区の本社でのショーでもお披露目する。計8タイプをラインナップし、販売価格(税別)は1450万円~2200万円以上を予定。年間1300台の販売を目指す。
 2012年の発売後、同社ワイヤ放電加工機を代表するシリーズとして好評を続けてきた「SLシリーズ」の特長を継ぎつつ、加工性能の向上・安定性を一段と進化させた。4軸(XYUV)に自社開発のリニアモーターを採用し、ダイレクトかつバックラッシのない軸移動を、高応答・高追従性のもとに行う。
 ポイントは最新の制御技術を取り入れたこと。単純形状のみならず複雑形状物のファースト加工時のタイコ量を大幅に低減できる制御法(タイコレス制御II)や、セカンドカット時の面粗さを向上させる制御(TMP制御II)がそうで、これらの制御技術により加工精度を高めカット数を減らす。
 ほかにもワイヤ電極線の結線率を高めるガイド(FJガイド)により自動結線装置の機能を向上させたほか、光LINK通信を採用して耐ノイズ性能を高めるなどした。またピッチ補正機能では、従来のピッチ補正、平面ピッチ補正に加え真直補正を追加し、静的精度を高めている。ピッチ加工結果をフィードバックし、加工位置を補正する機能も加えた。
 操作性の面では、19インチの大きな横型タッチパネルを採用、最新のマン・マシン・インターフェースを搭載し、より使いやすくした。
 最大加工寸法で幅600×奥行470×高さ240mmの「AL400」と、同800×570×340mmの「AL600」の2機種があり、それぞれ加工タンク自動動作の有無や、タンクカバーの有無と材質などから4タイプ、計8タイプで売り出す。