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DMG森精機、ターンキー専用工場が稼動

全工程を完結し、機密性を向上

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 DMG森精機(森雅彦社長)は奈良県大和郡山市の奈良事業所に約20億円を投資し、システムソリューション工場を新設。1月から本格稼動を開始した。
 新工場は、完成車や自動車部品を中心とした部品加工システムラインが構築可能な「ターンキー」専用工場で、敷地面積約9000平方m、全長80mの生産システムライン4本を設置。自動車関連生産ライン、航空機、エネルギー等、多種多様な産業向け工作機械の組立、システム立上げ等を行う。
 また、3次元測定機や真円度測定機、表面粗さ測定機等の最新の測定機器を取り揃え、加工ワークの品質を即座に確認できるほか、システム組立から検証を行い、出荷時には専用のトラック搬出スペースから出荷するなど、全工程を工場内で完結するため、「外部からの接触を断ち、加工ノウハウ等の機密情報を守秘する」(同社)としている。
 同社によると、新興国を中心とした世界規模での自動車産業の拡大に伴い、納品後すぐに量産が開始できる、複数台でシステムアップされた「ターンキー」案件の需要が増加しているという。同社では、ターンキー専用工場の完成により、グローバル規模での受注拡大に取り組む方針だ。