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IVI、実証実験のツール公募で採用

次代のモノづくりへ活動着々

 IoT時代のモノづくりを、 「ゆるやかな標準」を基本コンセプトに企業連携で創造していこうと昨年6月に発足したインダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI=法政大学教授・西岡靖之理事長)が19の研究活動を決定し、昨秋から順次、実証実験を開始している。このほど、これらの実証実験を進めるためのツール・ソフトを公募から選んだ。
 募集したのは昨年末。次世代モノづくりの鍵のひとつとなる各種データを「取り出す」「伝える」「中継する」「変換する」ための各種製品・ソフトを募ったところ、40件を超える応募があり、1月21日までにその半数ほどを採択すると決めた。
 採択された製品(ソフト等)は、あらゆる機器や装置を3G回線でネットワークにつなぐ通信装置から、見える化ツール、MES(製造実行システム)、クラウド関連ソフト、PLM(製品ライフサイクルマネージメント)などと幅広い。提供するプレーヤーも大手からベンチャーまで多様な顔ぶれになった。
 IVIでは採択した製品やソフトを実証実験で利用した場合、リポートなどで報告すると決めている。2月2日には会員に対する説明会も行った。
 IVIでは、参加各社の競争力を保ったまま、協調できる部分をワーキンググループ(WG)で切り出し、日本にあった次世代型リファレンスモデルを構築すると狙っている。現在19のWGが活動を行っている。参画企業は当初「30社強程度になると思う」(IVI関係者)などとされたが、現在は国内外から120社ほどにメンバーが増えている。