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ソディック、ジルコニアの表面硬度4割増

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ソディック電子ビーム加工装置「PF100S」

電子ビーム装置リニューアル

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 ソディックは、自社で提案する電子ビーム加工において、ジルコニアセラミックの表面硬度を約4割向上させ、摩擦抵抗と表面粗さを約2分の1に減らす加工条件の開発に成功したと発表した。これを受け、かねてから販売の電子ビームPIKA面加工装置EBMをリニューアルし、この2月から新たに発売した。
 ジルコニアは、高強度・高靭性で破損しにくいセラミックとして知られる。包丁・ナイフ、腕時計などから、ロケットの断熱保護材、医療インプラント、モーターカーのブレーキディスク、機械産業分野のベアリング、スローアウェイチップなど幅広く使用されている。
 今回の加工条件開発は、ジルコニアの特性を失なうことなく表面の硬度を高め、かつ粗さを向上させた点がポイント。しかも短時間の電子ビーム照射で加工可能なため同社では「電子ビーム加工のニーズの増加が見込める」とする。
 リニューアルし、新シリーズとして発売の電子ビーム加工装置は「PF100S」(ワークサイズ100×100×100mm、税抜定価1400万円~)と、「PF300S」(同300×300×300mm、同1700万円~)の2機種。金型材料、アクリル樹脂、チタンなどの表面改質にも従来通り対応する。