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NTTデータエンジ、クラウドサービス拡充

データ変換(STL IGES)など提供

 NTTデータエンジニアリングシステムズ(木下篤社長、以下NDES)は、2013年10月から展開中のモノづくり業界向けクラウドサービス「マニュファクチャリング・スペース」を拡充、去る2月22日から新メニューとして「オートサーフェス」と「マルチビューアーPlus」の提供を開始した。
 このクラウドサービス事業は、これまでもデータ管理サービスの刷新、プラスチック成形シミュレーションの提供等を行っており、サービスのボリュームを順次、増加させていた。
 今回スタートした2つのサービスのうち「オートサーフェスサービス」は、STLデータ(形状表現の為のポリゴンの集合データ)をクラウド環境のなかで中間フォーマットIGESに変換するもの。STLデータは、非接触3次元測定機を使って実物を3Dデータとして作成する際や、品質検査などに関連し取り扱う機会が増えていた。しかし反面、一般的なCADでは直接編集できず、専用ソフトウェアの導入とオペレーションの習得が必要とされていた。
 そうしたなか「オートサーフェス」サービスは、クラウド上のハイスペックなサーバーを利用し、STLデータを自動でIGESに変換する。利用者は、変換されたIGESをCADに取り込んで3Dモデルの編集などを行える。
 一方「マルチビューアーPlus」は、要件や作業指示をクラウド環境下の一つのファイルに管理するサービス。部門間や協力会社との間での打ち合わせ等に必要な情報を一元化し、容易に共有できる。機能として大きく3つ、計測機能、打ち合わせなどのやり取りを記録するコミュニケーション機能、3次元手書きツールなど打ち合わせに適した諸機能―を持つ。
 同社クラウドサービス事業の利用者は既に600社を超えているという。サービスの充実を通じ利用拡大を目指す。
 新スタートしたサービスの料金は「オートサーフェス」が単月契約で月額8万円、年間契約で月額5万円。「マルチビューアーPlus」は単月契約のみで月額5000円。