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三菱重工、新交通増強工事を受注

シンガポール空港で

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 三菱重工業はこのほど、三菱商事と共同でシンガポールのチャンギ国際空港で運行している新交通システムの輸送力増強工事を受注したと発表した。
 ゴムタイヤ式全自動無人運転車両(APM)の新車両納入を中心に設備増強を行うもので、工事完了は2019年の予定という。
 受注内容は、新車両の納入と、信号設備や運転制御システムの改良・増設で、新車両の設計、製造、納入および信号・通信・駅設備といったシステム全体の改良に向けた設計、機器供給、据付工事および試運転を担当する。
 チャンギ空港のAPMシステムは、3カ所ある空港ターミナル間約6400㍍を結んでいる。同社が07年に完成させ、現在まで、運行・保守契約も継続して請け負っている。
 同空港は東南アジア有数のハブ空港で、乗降客数が年々増加。18年には空港ターミナルに隣接する大型商業施設が完成する予定で、さらなる乗降客数の増加が予想されるため、APMシステムの輸送力増強が急務となっていたという。
 同社によると、「今回の受注は、完成以来の安定した運行実績やアフターサービス対応などが高く評価されたことによる」としている。
 現在、アジアをはじめ世界各地で既存路線の改造や輸送力増強が計画されており、同社では新規路線だけでなく既存路線の改造・輸送力増強工事を含め、受注拡大に向け積極的な営業活動を展開する方針だ。