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ヤマザキマザック、2次元レーザ加工機

長尺パイプ材を連続加工

 mazakヤマザキマザック(山崎智久社長)はこのほど、長尺のパイプ材を高速・高能率に連続加工する2次元レーザ加工機「TUBE GEAR(チューブ ギア)150」の販売を開始。6月12日、13日の両日には同社美濃加茂製作所ワールドテクノロジーセンタで開催したレーザ加工機フェアで披露、加工実演した。
 同機は、建築部材やオフィス・スポーツ機器など、様々な分野での用途が拡大している丸型や角型の小径パイプを、レーザ加工機と素材自動供給装置および完成品自動搬出装置を一体化させることで、高速・高精度な連続自動加工を可能としたもの。インテリジェント機能やサーボフォーカス機能、3次元レーザ加工機FABRI GEARシリーズで蓄積した長尺パイプのチャッキングおよび加工技術を取り込み、φ150mm以下の薄い板厚の丸パイプや角パイプを高速・高能率に連続して切断加工する」としている。
 総重量4.2tまでの最大ストック本数140本(角パイプ□50mmの場合)の素材自動供給装置「バンドルローダ」と、長さ3mまでの完成品を自動搬出する「パーツアンローダ」を標準装備し、素材の搬入から完成品の搬出までを完全自動で行い高生産性を実現する。
 「バンドルローダ」は、加工中でも次の素材を待機位置まで搬送でき、アイドルタイムを短縮。また、パイプの素材供給、機械操作、完成品搬出など、すべての作業を機械前面側で行うことができるため作業動線が短く高能率な作業が可能という。さらに、個々に移動可能な3つのチャックでパイプを支持する「トリプルチャック」を装備し、パイプの自重による「たわみ」や振れを防止。「長尺パイプの加工も、安定した高速回転と高精度で可能」(同社)としている。
 このほか、材質や板厚に合わせた最適な焦点距離を自動設定する「サーボフォーカス」や、段取り時の焦点距離の測定や補正作業を自動化する「インテリジェントレンズ焦点距離自動測定及び補正システム」、ノズルに付着したスパッタを自動除去する「ノズルの自動清掃」等のインテリジェント機能を装備、操作性を向上している。
 価格は9710万円、年36台の販売を見込んでいる。