News

オーエスジー株主総会、自動車、航空機、医療を重点市場に

6943

 オーエスジーは2月20日、第103回定時株主総会を開催した。2015年11月決算の連結売上高が1119億円を突破。2020年度中期ビジョンで掲げた連結売上高1500億円、連結営業利益300億円を目指す方針を強調した。
 石川則男社長は、海外売上比率60%達成に向けて、欧州方面の大手ユーザーへのパイプづくりをM&Aで強化する考えを語った。重点市場に挙げたのは、中期的な工具需要が見込める自動車と航空機。参入した医療用工具市場については「健康社会への移行で実績増加中」と報告した。
 石川社長は、「自動車産業は減速するも、中期的には安定成長。インド、メキシコといった成長市場は、当社が先行している分だけ優位な状況に立っており、シェアアップに自信がある」と話した。
 総会終了後の株主懇談会では、2カ国の海外担当役員が現状を報告した。米国は1日でも早い配送が満足度向上につながっている具体例として、OSG USAのMike Grantham氏は「1~2日以内に配送しているマーケットシェアは、3日以上かかっている地域よりも196%高い」と話した。
 15年に国内3番目の在庫センターをアトランタに設置したことで、陸送による宅配日数を31%短縮。今後3年かけて各地に在庫センターを設ける予定で「国内を1~2日で配送できる体制が整う」とした。