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ミツトヨ、汎用タイプの中・小型画像測定機

メーカー名商品名
ミツトヨクイックビジョンActiveシリーズ

立体ワークにも対応

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 ミツトヨ(川崎市高津区、中川徹社長)は4月6日、上位機種と同等の高速・高精度をもつ汎用タイプの中・小型CNC画像測定機「クイックビジョンActiveシリーズ」(4月1日発売)を昨年10月に完成した本社新社屋で報道関係者に公開した。新製品は1993年に発売したベストセラー「クイックビジョンシステム」(累計販売2万台)のラインナップに加えたかたち。同システムは光学ユニットをCNC制御の3軸座標測定機に搭載し、測定物の映像をコンピュータ処理することで非接触で寸法測定する。電気・電子や自動車、医療機器産業など幅広い分野で利用されている。
 Activeシリーズは測定範囲250×200×150mmの「QV Active202」と400×400×200mmの「同404」(スケール分解能はともに0.1ミクロン)の2機種で構成。航空機、医療、電子産業などと同様に自動車産業などでも全数検査のニーズが増えていることに応えるため、手軽に観察像の変倍が可能なズームレンズや、高精細なカラー画像を映し出す130万画素のデジタルカメラを搭載。同社は「上位機種と同等の高速オートフォーカス機能をもち扱いやすく、幅広い用途にご使用いただける」と自信を見せる。同時にズーム倍率7倍のレンズと、1、1.5、2倍の3本の対物レンズを組み合わせることで最大ズーム比14倍を実現。「このクラスでここまでの変倍と高精度(画像測定精度(2+3L/1000)μmなど)は初」と言う。長作動距離は最大74mmとし、突起のあるワークでもレンズに干渉しにくい。

■非接触・接触を自動切替
 立体ワークの段差測定などにも対応するため非接触測定に加え、タッチトリガープローブ搭載モデルも用意。非接触と接触を自動で切り替え、連続測定できる。また測定物のエッジを際立たせられるよう白色の高輝度LED照明(垂直落射、透過、4分割切替)を採用。赤みがかった従来のハロゲンランプと違い、見たままの色を再現する。
 テーブル移動構造の採用で小型化し、同サイズの測定範囲をもつ既存機種に比べフットプリント(占有面積)を30%、本体質量を40%それぞれ低減した。国内販売価格は税別530~920万円。国内外で初年度500台の販売を見込む。今月開かれる「名古屋設計・製造ソリューション展」(名古屋市で19日から)、「INTERMOLD」(大阪市で20日から)に出品するほか、中・韓・独・台で開かれる主要展でも披露する。

(写真=測定範囲300mm角の従来機とほぼ同じサイズに抑えた「QV Active 404」(奥)と「同202」)