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フジ産業、長尺加工機の新製品続く

メーカー名商品名
フジ産業長尺複合加工機「FB−5000−8ATC−C」

ノコ付の複合機ほか、高トルク仕様機

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 長尺加工機の開発・製作に特化するフジ産業(池田義彦社長)で新製品が相次いでいる。
 昨年には肉厚・幅広の軽金属(アルミ等)を切断できるよう、主軸に径305mmのチップソーを搭載した長尺複合加工機「FB-5000-8ATC-C」(=写真)を市場に投入。長尺物の角度切断、ホゾ加工、穴あけ、切削をこなし工程を集約する。「従来は切断後、いったん倉庫に保管し再び別の機械で穴あけ等の加工をするケースがほとんどだった。保管場所をとり、持ち運びも大変な長尺金属の加工をノンストップでできることが評価されている」(同社)という。トラック荷台部の金属板や、電車やバスの天井部など、特に車両関係向けが繁忙という。「技術的には180度旋回のチップソーがポイント。主軸にもたせることで剛性を上げるとともに、バックラッシを極力抑えた高精度の割出しで正確に長時間連続稼動できる。この機構はこのほど特許を取得している」。
 この4月には高トルク仕様の長尺加工機(FB-5000-12ATCの新仕様)も発売した。M16ボルトまでの対応だったタップ加工機能をM20まで高めるとともに、主軸回りにカバーを付けクーラント加工に対応、現場での加工効率向上をはかった。「製缶業でM20ボルトの取り付けニーズが高く、その要請に対応した」という。既に製缶業からの引合いが相次いでいるようだ。
 両機とも長尺方向、X軸のストロークで5mを標準とするが、顧客要求に合わせ1m単位での増減に柔軟に対応する。同社では「2~10mクラスまで大小様々を出荷中。10mを超える仕様にも対応できる。価格は仕様にもよるが、長尺加工機としてリーズナブルな水準に抑えている」としている。