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ヤマザキマザック、CNC・複合旋盤発表

全国11カ所でフェア同時開催

 mazakヤマザキマザック(愛知県大口町)は、4月8日~9日にかけて全国11カ所で「MAZAK QUICK TURNフェア」を同時開催した。岐阜県の美濃加茂製作所では、このほど発表したCNC旋盤の新シリーズと複合旋盤のエントリーモデルなどから計6機種を展示した。
 目玉のひとつが世界累計販売9万台を誇るCNC旋盤のベストセラー機「QUICK TURN」の新シリーズ(=前号既報)。S45Cから削られたスプロケット部品、電子検出器部品などのサンプルワークを並べた。中西正純営業本部長は、「当社の基幹製品として位置付けている。サブスピンドル、Y軸など、用途に合わせた仕様展開でニーズに応えていく」と話した。
 「世界で初めて対話式CNC装置を搭載した」QUICK TURNの進化を伝えるために、1981年発売の初代モデルを設置。セミナーでは、映像でユーザーの声を紹介しながら、35年間で月平均200台以上売れ続けている魅力をアピールした。
 コストパフォーマンスを追求したミーリング機能付複合旋盤として展示したのは、エントリーモデル「QT-COMPACT」シリーズ。ビルトイン旋削主軸や全軸ローラーガイドを採用するなど、上位モデルと同様の高剛性構造とした。
 チャックサイズ8インチ、10インチの両機種は「切込みが2~3mmの鍛造品、鋳造品の量産加工に最適」(スタッフ)として、例に▽中炭素鋼をベースとした鋳鋼▽比較的削りやすいSCM系の鍛造品▽FC、FCDの鋳物(FCD600以上除く)▽AL鋳物―を挙げた。
 フェアでは、実機の横にギアシャフト部品と光学機械部品を展示。中西営業本部長によると、「派手さはないが、製造業の半数で活躍できる機械。同等の仕様機と比較して10~15%価格を抑えた。国内外5カ所の工場で生産する予定」という。