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庄田鉄工、完全ダストフリー構造シリーズ化へ

メーカー名商品名
庄田鉄工プラネット・ブルー

NCルータやモデリングマシン

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 作業現場における特定粉じん障害を無くそうと、各種規則が強化方向にあるが、そうしたなか木材、カーボン、プラスチック、石膏などの軽量素材を削る「NCルータ」のパイオニアメーカー、庄田鉄工(静岡県浜松市)が、完全ダストフリーの新型機「プラネット・ブルー」をシリーズ化している。同社創業100周年にあたる2026年を目標時期として、「啓蒙活動を続け、私どもが先頭に立ってダストフリー型機械を業界の標準にしたい」(森下茂生取締役営業本部長)考えだ。
 プラネット・ブルーは、密閉構造によって粉塵をカバーするとともに、機械構造を見直して駆動部を加工エリアの外に設置している。これにより「切削粉塵が出て当たり前という業界の常識をひっくり返す」とともに、「粉塵が機械内部に与える影響も無くなり機械性能の劣化を極小化、メンテ期間が伸び、止まらない機械として高稼動が見込める。この点が最近、ユーザー間でも評価されてきた」(同)という。
 一昨年、長年の売れ筋というガントリータイプのNCルータをプラネット・ブルー(SPB1-3015)初号機として発売。続いて昨年には、既存の同時3軸制御モデリングマシンをベースに、同機を機能面でも進化させた第2弾の「SPB5-1326」(=写真)を発売した。現在は小型精密NCルータのプラネット・ブルー化に取り組んでいる。
 切削加工時の粉じんに絡んでは、近年、軽さと強度が注目され、航空機、クルマ、医療関連など広く採用が進む炭素繊維複合材などでも問題視される。同社は「新素材が増えるにつれ、粉塵対策はより重要な課題になる」(同)と捉え、今後も継続してプラネット・ブルーの機種を増やす考えだ。

 昨年発売のプラネット・ブルー「SPB5-1326」は、同時4軸制御のBT30番マシン。テーブル面積で1300×2500ミリの大きさ。主軸は最大出力15キロワット、毎分最高2万回転。定価(税別)4000万円で提案中だ。