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ミツトヨ、電磁誘導式のリニアスケール

メーカー名商品名
ミツトヨリニアスケール「ABS AT1100シリーズ」

耐油・耐水性大幅アップ

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 ミツトヨ(中川徹社長)は、独自の電磁誘導式検出方式を採用し、耐環境性能において「従来の常識を超える優位性を持つ」(同社)というリニアスケール「ABS AT1100シリーズ」を開発、今年7月から国内外で販売開始する。
 クーラントを大量使用するマシニングセンタなどNC工作機械向けにリニアスケールの需要が拡大し、つれて耐汚れ性能向上への要望が市場で高まっていた。
 これに対応し、新製品のリニアスケールは、従来の光学式エリニアエンコーダに比べ「圧倒的」という耐汚れ性能を、電磁誘導式検出方式を採用することで実現した。空気、水、油のそれぞれの環境下において同等に機能し、耐水性、耐油性に優れる。
 同時にクーラントなどが入りにくい新構造や、耐クーラント性の高い防塵ゴムを採用、装置内部への異物の侵入を防いでいる。耐振動・耐衝撃特性も実現した。
 また、センサ間のエアギャップを従来の光学式や磁気式の約4倍(約0.4mm)に広げ、異物などの噛みこみによる不具合を起しにくくした。このエアギャップの広さは、工作機械向けスケールとして世界最大級という。
 電磁誘導式アブソリュートリニアエンコーダの信号処理技術を高め、同社従来比約6倍の高精度化を達成したことも特長。
 各社の高速シリアルインターフェースに対応、NCコントローラーに直結できる。国内向けは初年度1万3000本の販売計画。