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鈴木油脂工業、洗浄工程を一貫サポート

水系脱脂洗浄剤の最適提案

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 鈴木油脂工業(大阪市東淀川区)は水系洗浄剤の力を最大限に活用するため、洗浄工程を一貫してサポートする提案活動を展開している。
 洗浄工程は、洗浄→脱脂・リンス→乾燥・防錆のそれぞれの工程に合わせた洗浄剤が必要になる。 同社によると、「効率的・効果的な洗浄をするには、(1)適切な洗浄剤を選定する(2)洗浄効果を引き出す時間と温度(3)物理的な力を加える―これらの条件を満たして実現する。取り除きたい汚れや油脂に応じて最適な洗浄剤を選定することが必要。SYKは、水系脱脂洗浄剤の力を最大限に発揮できるよう、洗浄工程を一貫してサポート、顧客ニーズに即した最適提案を展開する」(営業統轄本部・田上英二副本部長)としている。
 4月16日~18日に福岡市内のマリンメッセ福岡で開催された「2016北部九州どてらい市」では、新開発の乾燥促進剤「SYKクイックドライ」を実演・披露。同製品は、洗浄後のリンス工程に添加するだけで、乾燥時間を20分の1に短縮。加熱、エアブロー、溶剤置換などを不要にしたのが特長。水に300~2万倍希釈し、漬け置き、シャワー、スプレーなどに使用する。
 特殊高分子で表面張力を下げてリンス後の水滴化を防ぎ、水膜を極めて薄く形成することで乾燥時間を20倍以上大幅に短縮した。洗浄時間の短縮のほか、ウォータースポット(水あと、水垢)を除去する手間が省けるという。
 SYKのブースでは、同製品に実演を含め、乾燥時間の大幅な短縮が、保管スペースの削減や納期短縮、製造コスト削減にもつながるトータルシステムを提案、注目を集めた。
 田上副本部長は、「部品や金型、樹脂成型での洗浄のほか、自動車整備工場やガソリンスタンド等の新規分野での需要拡大に取り組む。6月に名古屋で開催される中部どてらい市、7月の大阪どてらい市でも、洗浄のトータルシステムを中心とした展示内容で、多様な洗浄ニーズに対応していく」と述べた。