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中国が水汚染対策に33兆円投入

安全確保し生態系守る

 中国は今後、2兆元(約33兆円)を投入する「水汚染対策行動計画」を推進する方針だ。環境保護部が昨年から計画をまとめ、その草案が国務院での審議のため提出されたと新華社が伝えた。
 それによると、同計画は水の環境、水質を改善し、安全を確保するほか、水のある生態系を守ることなどが主な目的。今月4日の記者会見で環境保護部の李干傑副部長は、「中国の水環境をとりまく状況は非常に深刻で、飲み水の安全に関わる突発的な出来事が最近では年に10件以上発生している。今年は5月までにすでに5件も起きている」と指摘した。
 2012年に全国の十大水系と62カ所の湖を対象に行った調査では、3割以上の地点で水が飲用に適さない、または健康に深刻な影響を与えると指摘。汚染の主な原因は、工業、農業、都市部の生活排水だという。