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ダイフク、ワイヤレス充電装置

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 ダイフクは電動フォークリフト向けの非接触充電システムを世界で初めて実用化したと、千葉市の幕張メッセで4月22日まで3日間開かれた要素技術展「テクノフロンティア」(日本能率協会主催)で発表した。特許出願中のこの電磁誘導式システムは従来のコンセントプラグによる充電時間と同等ながら、「プラグ接続の煩わしさがなく、接触不良などによる障害や事故を低減する」と言う。
 システムは送電台車と受電ユニットからなり、受電ユニットはフォークリフトに装備する必要があるがバッテリーはフォークリフトの標準装備のものが使える。独自の無線技術を用いて送電側・受電側の対応位置を自動認識するため、安定した電力伝送効率を保持し、伝送周波数が10キロヘルツ未満であることから、電波法による申請手続きは不要。
 同社は1992年にニュージーランドのオークランド大学と非接触給電技術「HID」の技術提携およびライセンス契約を締結、半導体工場や自動車工場の生産ラインに1万を超える給電システムを納入してきた。今回のフォークリフト向け充電システムの実用化にあたり2012年に非接触充電技術「D−PAD」の技術提携およびライセンス契約を同大学と締結した。新システムは発売に向け準備中で、今年度上期中に発売する予定。