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ダイキン工業、伊の業務用メーカーを買収

世界の冷凍・冷蔵機事業拡大へ

 ダイキン工業(十河政則社長兼CEO)は、子会社のダイキンヨーロッパ社(本社:ベルギー王国オステンド市、三中政次社長)を通して、イタリアの業務用冷凍・冷蔵設備メーカー、ザノッティ社(本社:イタリアロンバルディア州マントヴァ県、Walter Maiocchi社長)の買収を決定した。買収価格は98百万ユーロ(1ユーロ=125円換算で123億円)で、同社経営陣が保有する資産管理会社から全株式を取得し、必要な手続きを経た上で今年6月末に買収を完了する予定。
 今回の買収により、欧州冷凍・冷蔵機器市場でコールドチェーンを広範囲にカバーする幅広い商品を揃えられるようになる。さらに、空調で培った技術をザノッティ社の商品にも展開することで、省エネ性に優れた高付加価値の商品を提供することが可能。ダイキン工業では「欧州で冷凍・冷蔵機器事業を拡大し、空調や暖房、アプライドも含めて総合空調冷凍機メーカーとして事業基盤を強化する。欧州を皮切りに、今後は中国やアジア、北米等での冷凍・冷蔵機事業の拡大も進める」としている。
 またダイキン工業では、2月9日に発表した米国のエアフィルタメーカー フランダース社の買収に関して、4月27日(現地時間)付で子会社のアメリカンエアフィルタ社を通じてフランダース社の全持分を取得し、買収を完了したと発表した。買収価格は430百万米ドル、連結決算への反映は、2017年3月期より行う予定。