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第19回グローバル会総会、変化対応で新たなステージへ

海外展開の拡大で、共に成長を

 山善の海外ビジネスを担当していた国際事業本部の取引メーカーで組織するグローバル会の第19回総会が6月3日、大阪市内のホテル日航大阪で開催。会員企業57社の代表が出席、組織再編による新たなステージに向け、共々の成長を誓い合った。
 総会でははじめに、会長のブラザー工業・川那辺祐常務執行役員があいさつ。日本製工作機械の世界の地域別市場規模を紹介した後、「けん引力となっていた中国やアジアのスマートフォンの成長率が2015年に大きく鈍化、今年も鈍化が予測され、中国・アジア市場は減速している」とEMS市場の最新動向を分析。しかし、「EMS向けの受注を除いて受注の推移を見ると、減速時期にある。一方、自動車市場向けは、比較的安定している」と指摘した。次いで、自動車生産台数の伸び率と経済成長率には相関性が見られるとし、「今後、自動車生産台数の伸びが期待できるインド、インドネシア、メキシコが拡大の可能性がある」と強調。また、スマホ市場の成長鈍化により、「今後のEMS業界向けの需要は、生産能力増強から更新需要へシフトする可能性がある」と述べた。
 この後、議事に移り、事務局より、山善の組織再編に伴い、4月1日付で国際事業本部が「機械事業部」と「機工事業部」に集約・統合したことで、グローバル会も発展的に解消し、今後、新たなステージ・体制で再スタートすることが役員会で決定したと報告し、賛同を得た。
 第2部では、長尾勇次取締役専務執行役員生産財統括が山善の業績報告に続き、3カ年中期経営計画「ONEXT YAMAZEN2018(ワンネクスト ヤマゼン2018)」の概要について、「新計画では、2019年3月期に『売上高5000億円、経常利益150億円』との目標を掲げ、生産性の向上、海外展開の拡大、次世代に向けた人材育成の3つの指針のもと取り組む」と説明。「山善は『変化対応業』。様々な時代の変化に的確に対応し、一歩一歩、着実に前進する」と強調、連帯強化をアピールした。
 この後、山本隆邦常務執行役員機械事業部長が海外ビジネスの実績と今後の方針を力強く報告したのに続き、新体制となったUSA(豊田淳営業本部長)、台湾(山内浩司本部長)、中国(村田孝男執行役員本部長)、アセアン(福田佳彦本部長)の各営業本部より、各地域の現状と今後の営業方針を報告した。懇親会では、DMG森精機の玉井宏明副社長の発声で乾杯。歓談後、ミツトヨ・沼田恵明代表取締役専務執行役員営業本部長の中締め、機工事業部・山岸愛執行役員副事業部長の閉宴あいさつで散会した。