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ブラザーの小型複合加工機

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ブラザー工業小型複合加工機「SPEEDIO(スピーディオ)M140X2」

剛性向上し、加工範囲を拡大

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 ブラザー工業(小池利和社長)は6月16日、対象加工物範囲を広げた旋削機能付き小型複合加工機「SPEEDIO(スピーディオ)M140X2」を発売した。標準価格は、1078万円(本体価格・998万円)で、月40台の販売を目指す。
 同機は、2013年に旋削機能を搭載した量産部品加工向け「M140X1」の後継機で、機械剛性の向上や加工エリアの最適化等により、対象加工物範囲を拡大。自動車部品、二輪車部品、一般機械部品の量産加工分野での旋削とマシニング加工の工程集約を実現。「生産効率向上に貢献する」(同社)としている。
 旋削主軸に使われているベアリングや傾斜軸(A軸)に使われているギアのサイズを大きくすることで旋削主軸、傾斜軸(A軸)の剛性を向上。特に、加工負荷が掛かりやすい傾斜軸(A軸)の剛性を従来機比約2倍にしたことで、加工能力向上、加工精度の安定化を実現した。
 さらに、機械構造を見直し、加工エリアの最適化を図ったことで、治具設計の柔軟性向上や加工範囲を拡大。テーブル上面から主軸端面間距離を10%拡大したことで、Z軸方向で十分な治具・加工物・工具エリアを確保。傾斜軸(A軸)の傾斜方向を見直し、治具と機械との干渉を減少し、加工範囲を拡大。特に、「傾斜軸(A軸)が90度に傾いた状態でのY軸方向の加工範囲は、従来機の220mmから、330mmに拡大した」(同社)という。
 新開発の傾斜軸クランプ機構(オプション)により、傾斜軸保持力の向上したことで、加工精度の安定化、旋削回転時に発生する振動の軽減、大径の穴開け等、傾斜軸に大きな負荷がかかる加工能力を向上する。