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富士製砥、オールマイティに使える砥石

メーカー名商品名
富士製砥次世代研削砥石JITAN

焼け、振動、粉塵抑制

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 富士製砥(大阪市中央区)は、一枚で重研削から仕上げまで対応できる「次世代研削砥石JITAN」シリーズを開発した。H鋼、鉄だけでなく、これまで専用砥石に付け替える必要があったステンレスやアルミにも使用可能。富山工場への設備投資で生産体制が整ったことから、7月1日に発売する。
 砥粒と補強材を積層し、焼成することで耐久性を高めた。ラインアップは外径φ105~180の4種類。サビ取り、ビード除去、表面仕上げなどに使用する。ステンレスの研削時に焼けや反りが少なく、「後工程の手間が省ける」(森下聖一顧問)という。同社の性能比較データによると、SS400を1分間研削した場合、加工面の温度が従来品が80度以上だったのに対して、JITANは50度だった。
 安全対策にも力を入れた。粉塵の発生量を30%削減。研削時に衝撃が加わってもコバ欠けせず、従来製品に比べ、跳ね返る振動を半分に抑えた。「力を入れて押さえつけなくても材料にくいつくので女性の方も安心して使える」ほか、血管性運動神経障害(白蝋病)対策製品としても提案する。
 今年4月開催の国際ウエルディングショーを皮切りに、全国の展示商談会で実演PR活動を展開。「仕上げ精度によって番手(粒度=30~120)を選ぶ必要はあるが、付け替えずにオールマイティに使えるのが強み。研削量に対して摩耗量が少ない点もアピールしていきたい」としている。