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KMC、「Σ軍師i」IoT対応の専用情報機器を発売

メーカー名商品名
KMC専用情報機器「Σ(シグマ)軍師i」

工場内の生産ログを一元管理

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 製造業のIoTコンサルティングをてがけるKMC(佐藤声喜社長)は、圧力や温度、振動、過負荷などの生産ロギングデータを一元管理できるIoT対応の専用情報機器「Σ(シグマ)軍師i」を発売した。
 佐藤声喜社長は、「IoT対応を進める大手・中堅の生産現場では、全製品の個体別ログデータを記録して分析することで、不具合の未然防止、リコール対象品の極小化を狙っている。しかし生産ログを集めるには、従来は生産機1台に1個のPLCが必要でさらに情報集約のためのPCソフトも必要だった」という。
 Σ軍師iの場合、スレーブによる渡り配線で生産機器間をつなぐことができ、専用の工場用PC1台で最大1008点のデータの収集が可能。PLCに比べ、大幅にコストを低減できる。成形機、プレス機、ホットランナー制御装置、マシニングセンタ、ロボットなど工場内の異なるメーカーの生産機や古い機械、後付センサーにも対応する。
 専用PCには、データの編集、保存、削除、閾値を外れた場合の警告など1次データ処理機能が用意されており、稼働率監視、生産ログ変動からの不良予知が可能。現場対応を迅速化できる。ソフトウェア価格は94万円(年間保守料金15%)~、ハードウェア86万円~、工事費別途。
 なお、他社ERPなど上位の生産管理ソフトとの連係にも対応。KMCの商品ラインアップでいえば、製品や金型の個体別トレーサビリティを確保できる「生産電子カルテ」や「金型・部品電子カルテ」と連動して生産の見える化を推し進められる。佐藤社長は「実績データでは、現場情報(生産ログ)の分析工数を約90%削減でき、不具合・保全仕損費を50%削減できた」という。