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13年度の太陽光モジュール、日本での出荷量2.1倍、過去最大に

海外企業の出荷、海外生産は拡大

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 (一社)太陽光発電協会(下村節宏代表理事)が6月11日発表した今年1−3月の日本における太陽光発電用モジュール出荷量(輸入を含む)は前年同期比52%増の2786メガワットと過去最大となった。2012年7月に始まった再生可能エネルギーの固定価格買取制度により非住宅・発電事業用を中心に市場は拡大し続けている。一方で日本企業によるモジュール出荷量は同22%増の1984メガワットだった。
 これにより13年度の日本における出荷量は前年度比105%増の8625メガワットと過去最大に。日本企業による出荷量は同57%増の6424メガワットだった。日本企業の国内市場における比率は71%(前年度77%)、国産モジュールの占める割合は44%(同62%)と、海外での生産、海外企業の出荷の比率が増大している。これについて協会は「日本企業の割合が減っても出荷量自体は拡大している。市場の急拡大で(日本のメーカーだけでは)供給が間に合わないことを示している」(鈴木伸一事務局長)と話す。
 協会が2月末に発表した2030年までの国内導入量見通しによると13、14年をピーク(年間7ギガワット弱)に15年からの5年間ほどは市場が縮小するとしているが、「見通しを上積みする必要があるとの議論もあり、16年くらいまでは今の水準が続くのではないか」(同)と見る。
 この調査は日本における出荷については国内外の対象企業47社のうち44社からの回答を、日本企業による出荷は対象23社のうち22社からの回答をまとめたもので、ともに市場カバー率は100%に近いという。