News

中部どてらい市で提案、定額パックでリフォーム開拓支援

7894

 6月11日から3日間、ポートメッセ名古屋で開催された展示商談会「中部どてらい市」では、ZEH(ゼロエネルギー住宅)に最適の省エネ・新エネ設備などのエネルギーソリューション、そしてリフォーム市場活性化に向けた提案が活発に行われた。
 住宅設備機器の展示ゾーンには、キッチン・バス・洗面化粧台・トイレの「施工付き定額パック」を提案する「ときめきリフォーム」のコーナーを設置。同コーナーでは、製品価格だけでなく既存設備の撤去・処理の費用や施工費用、製品10年保証などまで含めたセット価格が、住設メーカー各社の実機にそれぞれ示された。
 コーナーを企画した山善名古屋住建支店によると、「リフォーム事業に新たに取り組む販売店にとって、事業のネックになりやすいのは住設設備機器の工事の手配と信用力。今回のパックでは山善が工事店を一括手配しつつ、定額による価格面の安心感、最長10年の機器保証で信用力を高められる。競合となる大手家電量販店では家電販売でもリフォームでも高額商品は10年保証が当たり前で、今回の定額パックはこれに対抗できる保証期間、さらに内壁下地をはがす解体撤去工事なども含めた完全な定額パック化等で差別化が図れる」という。なお、中部どてらい市での同コーナー設置は2年目で、「販売店がリフォーム支援を求める他地域への展開も進めていきたい」(名古屋住建支店)という。

■省エネ・新エネ、多彩な提案
 各メーカーのブースでは災害防止やエネルギーソリューションに役立つ最新機器を豊富に提案した。河村電器産業のブースでは産業用太陽光向けに、従来の接続箱(10Aタイプ)の2箱分を1箱に集約できる小型20A接続箱を展示し、「配電設備の費用を大幅に削減できる。設備認定を受けつつ未稼働だった産業用太陽光の出荷が急増するであろう今年、ニーズが飛躍的に拡大する設備」とアピールした。そのほか、火災による二次災害を防ぐ感震ブレーカー機能付きホーム分電盤、トラッキング火災を防ぐコンセント、経産省ZEH補助金に不可欠な省施工型のHEMSコントローラなど多彩な商品群を提案した。
 パナソニックでは最大熱交換効率80%の熱交気調システムの性能をデモ機で実演し、「換気による熱ロスを減らし、エアコンの省エネ効果を高められる」と提案。また、シャープでは天気に合わせて蓄電池の放電開始時刻を自動調整できるクラウドHEMSにおいて、実際の消費電力量をもとに、新電力会社、既存大手電力会社の料金メニューをシミュレーションして最適な料金プランを探せる機能を紹介するなど、電力自由化時代に即応した提案を行った。