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三菱電機、自社展で放電・レーザー加工機実演

遠隔サービスはレーザー機で開始

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 三菱電機は今春始めたリモートサービスや世界市場向けハイグレードの形彫放電加工機、ラインナップ拡大中のファイバーレーザー加工機を名古屋、さいたま、兵庫・尼崎の3会場で開いたプラベートショーで披露した。
 さいたま市の東日本メカトロソリューションセンター(6月23・24日)には同会場で過去最多となる目標比1割超の570人が来場。放電・レーザー加工機あわせた受注額も8.5億円と目標の1.7倍を記録した。同社は「大手の設備投資が活発なことに加え、ものづくり補助金に採択されなかったところも投資意欲が衰えていない」(メカトロ事業推進部)と言う。展示したワイヤ放電加工機「MPシリーズ」は今春のインターモールド出展時にブラッシュアップした水加工液仕様。高精度加工領域での総加工速度を油加工液仕様機に比べ最大30%向上する。このほか、電極消耗を抑えながら高速加工する電源制御IDPMを標準搭載した形彫放電加工機「EAPSシリーズ」や、発振器出力4キロワットのファイバーレーザー加工機「ML3015eX-F40」などを実演を交えて紹介。ファイバーレーザー加工機では25~0.8ミリ厚のスチール材、8ミリ厚のアルミ材を自動で切断し、「加工条件の検討が進みデータが蓄積されたことでレンズやノズルを自動交換し、異なる材質・厚みを加工した際の面品質が高まった」と話す。
 機械の性能アップとともに、レーザー加工機でこの4月から始めたリモートサービス「Remote 4U」の紹介にも力を入れた。最新のNC搭載機が対象となるが、機械の稼働状況がスマートフォンなどから確認でき、複数台の作業工程や生産コストの管理もしやすく、不具合の診断などを離れた所から受けられる。サービス利用料は年間10万円弱とスマートフォンの利用代程度に抑えた。対象機の購入客にはこのサービスを2年間無料提供する。放電加工機向けにも来年3月までにサービスを始めるという。