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ダイキン工業、AIベンチャーとの協業を開始

ディープラーニングで業務効率化

 ダイキン工業(十河政則社長兼CEO)は技術開発拠点テクノロジー・イノベーションセンターを主体として、ベンチャー企業ABEJA(岡田陽介社長)との協業を開始する。ABEJAが強みとするディープラーニングを活用して社内の様々な情報を解析し、AI(人工知能)による高度な業務改善・効率化を目指す。
 ディープラーニングは機械学習の一種で、人間が経験から学習するのと同様に、コンピューターに蓄積された情報からAIが学習して答えを導き出すコンピューティング技術。ABEJAとの協業では、たとえば空調機器の修理対応など、人が過去のデータを検索し判断していたプロセスでのディープラーニングの活用を想定している。
 空調機器の修理対応時には、サービスマンが過去の履歴から現在対応中の案件と同様のケースを検索し、経験やノウハウに基づいて対処法や必要な部品を判断するケースが多かった。AIの活用により、大量の履歴から不具合の傾向を自動で読み取り、対処法や必要な部品を正確に判断して提示することで、修理の一発完了率の向上につながる可能性があるという。また、将来の修理対応が必要となる案件を予測し、予防保全のための事前修理の提案にもつなげることができ、ユーザーの負担を軽減できる可能性がある。将来的には、サービス業務に限らず、様々なものづくり業務への応用を目指す。