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3社がコラボ展「大阪どてらい市」で

マザック、MST、JBMら

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 どてらい市で近年増加のコラボ企画。出展各社の商品をつなげ、1+1で2以上の価値を提案するケースが増えている。今回の大阪どてらい市で目を引いたのは、ヤマザキマザック、MSTコーポレーション、JBMの3社によるコラボ。設計→段取り→5軸切削→自動バリ取りといった工程を経て、複雑形状をしたスマートフォン・スタンドを無駄なく早く、高品質に実演で作り上げた。コラボ3社のブースにはアルマイト加工を施した色とりどりの同スタンドが並べられていた(=写真)。
 このコラボ企画、見るべき点が多い。まずJBMが取り扱うCAD/CAM(マスターキャム)で、モデリングし、負荷を一定にした高効率荒取りのパスを生成。MSTのコンパクトなホルダでがっちりワークをセットすると、マザックの高精度5軸機がワンチャッキングで高速多面加工を行う。Rを描く細い焼きばめホルダ(MST製)は5軸加工で発生しやすい干渉を最小化、機械はより伸び伸びとスムースに稼動できる。
 さらにポイントとして、マスターキャムで作成した切削パスを、ロボットオフラインソフト「オクトパス」(JBM取扱い)がワンクリックでロボットコードに即変換する。ティーチング作業がまったく不要の、ロボット(KUKA製)による高効率な自動バリ取りを実現させた。加えてロボット動作時の干渉(対ワーク、対ワーク台など)も、ワンクリックで回避の為のレイアウトを創作できる。このあたり、実演からは直接見えて来にくいが、「説明すると、ロボットを知る人ほど驚かれる」とJBM社員の弁。
 工程の局面・局面で見るべきところが多く、また全体としても完成度の高い先端コラボ企画になった。