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シチズンマシナリー、自動旋盤をフルモデルチェンジ

メーカー名商品名
シチズンマシナリーシンコム小型CNC自動旋盤「Rシリーズ」

剛性高め、加減速もアップ

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 シチズンマシナリー(中島圭一社長)は、超小径精密部品の加工を得意とするシンコム小型CNC自動旋盤「Rシリーズ」をフルモデルチェンジし、7月から新Rシリーズとして4タイプを発売した。価格(税別)は608万円~762万円。
 Rシリーズは、通信用コネクタピン、各種プローブ、時計部品など径0.5ミリにも満たない超小径の部品加工で実績を上げていた。今般、「一から機械構造を見直し」(同社)、性能・精度を増した新シリーズに進化させた。
 具体的には、高精度化に向け、刃物台とガイドブッシュ装置の取り付け部分を一体化して剛性を高め、熱変位を抑制。高加減速と低振動化を狙っては主軸を従来から25%小型にし、軽量化も大幅に進めた。
 また正面・背面とも主軸の常用回転数を毎分2万回転とし、高速回転での安定性を向上させた。
 小型モーターや小型化設計を施した部品類の採用などで、本体奥行きはわずか535㍉、工場内の狭小スペースにも設置できる。
 新Rシリーズとして月産20台の生産予定。

■プロダクトデザイン一新
 同社はまた、この新Rシリーズを皮切りに、同社が展開する2つの製品ブランド「シンコム」と「ミヤノ」のプロダクトデザインを一新すると発表した。デザイン変更にあたってはインダストリアルデザインの国内における草分けとして知られるGKインダストリアルデザイン社(東京都豊島区)と協業した。
 新デザインでは、機械外観の中心部にあたる扉をメタリックシルバー色とし、高品質・高精度なイメージを表現。上部は白とグレーのモノトーンカラーで「時流に流されず陳腐化しない機械イメージ」にした。ハンドル部のみワンポイントでブルー。ハンドルそのものも作業着などが引っかかる突起部分を取り除き、デザインとともに握りやすさを配慮した。
 新デザインについて同社では「シチズンらしさの表現を継承しながら、製品的特長である革新的なものづくりを工作機械本来の美しさとともに表現した。ひと目でシチズンマシナリーの機械と分かる特長のあるデザインになった」としている。