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ブラザーが新製品発表会

複合加工で工程集約、30番MCの可能性を拡大

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 ブラザー工業(マシナリー事業 産業機器営業部)は7月13日、愛知県刈谷市内の刈谷工場で、対象加工物範囲を広げた旋削機能付き小型複合加工機「SPEEDIO(スピーディオ)M140X2」の新製品発表会を開催した。会場には製造ユーザーなど多数が来場、セミナー&実演加工により、量産加工分野での旋削とマシニング加工の工程集約による生産効率向上をアピール、好評を博した。
 新製品の「M140X2」は、量産加工向けに製品化した「同X1」の後継機で、機械構成を見直し、各軸ストロークの最適化・傾斜軸(A軸)の高剛性を実現。自動車部品、二輪車部品、一般機械部品の量産加工分野での旋削とマシニング加工の複合加工により、工程集約を可能とし、「生産効率向上に貢献する」(同社)としている。
 さらに、機械構造を見直し、加工エリアの最適化を図ったことで、治具設計の柔軟性向上や加工範囲を拡大。傾斜軸(A軸)の傾斜方向を見直し、治具と機械との干渉を減少し、「傾斜軸(A軸)が90度に傾いた状態でのY軸方向の加工範囲は、従来機の220㍉から、330㍉に拡大した」(同社)としている。
 ショールームには、新製品の「M140X2」をはじめ、コンパクトマシニングセンタ「スピーディオ」全ラインナップを展示。同社では、様々な加工ニーズに対応、「30番マシンの優位性、可能性を最適提案する」方針だ。
 なお、7月21日、22日の両日には東大阪市内の同社西部テクニカルセンター内の大阪ショールームを拡張したのを記念し、オープンハウスを開催。盛況を博した。