News

滝澤鉄工所、「タキサワマシンフェア岡山」を開催

来年9月、新工場完成へ

8100

 滝澤鉄工所(原田一八社長)は7月15日から2日間、岡山市の本社ショールームで「タキサワマシンフェア岡山」を開催した。約600名が来場し、会場では新製品の1主軸2刃物台CNC旋盤シャフト加工機「TF︱2600」や既存機種の追加仕様、新ラインアップなどを発表した。
 「TF-2600」は8インチ・10インチのチャックに対応する上下2刃物台を搭載した4軸旋盤で、最大加工径260mm、最大加工長750mm。フランジ形状を含んだCVTシャフトや、自動車用ドライブシャフトにも対応する。10インチ仕様時には高出力の広域モータを搭載し、フランジ加工の重切削も難なく対応。摺動面は高剛性角型スライドを採用(X・Z軸)し、広域モータのパワーと、上下刃物台同時の重切削に応える。低回転時からの高出力と、2刃物台同時の重切削能力により、従来の2軸旋盤と比較し、加工時間を大幅に短縮する。2016年10月発売、月3台生産予定。
 複合CNC旋盤「TSシリーズ」では新たに心間最大1300mmのシリーズとして、サブ主軸仕様の「TS-5000YS」と心押仕様の「TS-5000Y」を追加したほか、CNC旋盤「TCNシリーズ」ではガントリーローダー仕様とCM仕様を追加した。ガントリーローダーは従来比10%軽量化して早送り移動速度は6%向上した。ローディングタイムは最大44%短縮できるようになった。
 TT−2100Gではローダー周辺機器に位相決めと反転・移載のパッケージを追加し、装置幅を420mmに統一するなど、ターンキーシステムをフレキシブルに配置しやすいようにした。会場のターンキーシステムでは加工、機上測定後にワークの個体別QRコードを読み込み、ファナックの稼働管理ソフトウェア「MT-LINKi」のPC画面上に加工日時・検査結果を表示するなど、IoT支援のデモも行った。
 また、同社では本社工場敷地内に、組立と部品倉庫の機能を持った新工場を建設する。2017年4月に着工し9月に完成する予定だ。近年、ニーズが拡大している「ターンキー」案件の需要増加にも対応し、部品保管における外部倉庫への依存を低減。倉庫賃借料・運送費等の管理コストを削減する。加えて、老朽化した一部既存工場の将来的な建替えを見据え、生産体制の計画的整備を図る。